記事のアーカイブ

2022年08月23日 09:09
出かけた後に、「あれ、家に鍵かけたっけ?」と不安になることありませんか?そんな時、私たちは鍵をかけたシーンを頭の中で思い返します。その思い返しのことを、メンタルチェッキング(頭の中での確認行為)といいます。よくやってしまう行為ですが、強迫性障害の方にとってはこれが、回復の妨げとなります。強迫性障害からの回復のためには、少しずつ「強迫行為を手放していくこと」が必要です。手放す時には大きな不安を伴うのですが、時間が経てば、必ずこの不安は小さくなっていきます。不安が小さくなることが実感できるようになったら、強迫行為は手放しやすくなるのですが、メンタルチェッキングをすると不安が小さくなるどころか、ます
2022年08月01日 08:40
どんな検査をしても発達障害の確定診断は出来ません。幼少期の様子が分からないと。例えばADHDの診断基準には「12歳以前から症状がある事。」と明記されています。そこがクリアにならない限り確定診断は保留という事になります。渡邊院長
2022年07月14日 08:31
愛する人の存在で癒される。それは素晴らしいことです。しかし、愛する人が受け止めてくれなくて辛い。愛する人がいないと生きていけない。そうなってくると苦しいですね。人は、親からの愛情が満たされてないと、恋人や配偶者からの愛情でそれを埋めようとします。しかし、親からの愛情は、無条件の愛情。あなたがどうであっても愛します、というもの。恋人や配偶者からの愛情は、条件付きの愛情。あなたが○○であるなら愛します、というもの。そもそも愛情の種類が違います。親との関係で傷ついた心を、愛する人との関係で癒そうとすると苦しくなってしまうのかもしれませんね。そういう意味では、愛する人から愛される場所と、傷ついた心が癒
2022年07月01日 10:25
職場のストレスでメンタル不調を来し休職になるという事案はあります。どれくらいの期間が適切か。1か月だと復帰時期を意識して焦るばかり。きちんと休めないでしょう。最短でも2か月は休むよう伝えます。渡邊院長
2022年06月07日 11:37
ACの方が治療で変わっていくと、自分の意見を言うようになるため、「扱いにくくなった。反抗的になった」と親は不満に思うかもしれません。しかし反抗期があるのは当然ですし、いつまでも親の意見に反抗しない事の方が不健康かもしれません。子供が口答えをしてきても、叱るのではなく、「自分の意見をきちんと持ててるね」と評価してあげるのも大切です。渡邊院長
2022年06月06日 14:04
なんか怒りっぽくなって。イライラすることが多くなって。実は、これ、回復の過程で起きていることかもしれません。理不尽な状況で、「自分が悪い」と思っていた方が、理不尽な状況で、「相手が悪い」と思えるようになってきた。もしも、そうならば、それは「自己否定感」が弱まっている証拠。「自己否定感」が子どもの頃から習慣のように背負っていたものだったとしたら、とても大事な回復への第一歩です。「怒り」は決して悪い感情ではありません。「怒り」は自分を守るための感情。ただし、そのまま相手にぶつけたら、大変なことになるかもしれませんね。第三者に、気持ちを聞いてもらう。必要であれば、相手に気持ちを伝える。などして、正し
2022年06月03日 08:32
(座長)「メンタルクリニック桜坂」渡邊院長。(演者)「うえむらメンタルサポート診療所」上村院長。にて講演会を行いました。テーマは「依存症と気分障害」
2022年05月16日 15:18
明日、雨が降りそうだから、傘を持っていこう。そのような先読みは、大変役に立ちます。しかし、先読み作業を延々と繰り返して、それで休日が終わってしまう方もいます。特に、先読みをしないと安全でなかった過去がある方は、なおさらかもしれませんね。ただ、先読みも、明日、雨が降ったらどうしよう。雨が降って、バスが遅れたらどうしよう。バスが遅れて、仕事に遅刻したらどうしよう。仕事に遅刻して、評価が下がったらどうしよう。評価が下がって、異動になったらどうしよう。異動になって、異動先が酷い所だったらどうしよう。異動先が酷い所で、仕事が続けられなくなったらどうしよう。仕事が続けられなくなって、......。と、なっ
2022年05月02日 10:58
入院中や入居中の御老人が「自宅に帰りたい」と言うのは、ノスタルジア(郷愁、望郷)であり、自然な感情かもしれません。それを強い薬で無理矢理押さえつけよう、黙らせようというのは正しい事なのか?立ち止まって考えた方が良いかもしれません。渡邊院長
2022年04月16日 09:37
子どもの頃の写真を見てみましょう。写真のその子は、どんな子でしたか?親の期待に応えるため、いい子を演じていた?親の機嫌を損ねないように、気持ちを押し殺していた?親から否定されて、自己否定に苦しんでいた?写真のその子は、そのような辛い過去を生き抜いて、今のあなたの年齢になりました。今のあなたへと、命を繋いでくれたのです。もしも、親が書いた人生の筋書きで、その子が疲れているのなら、今度は、おとなのあなたが、その子の人生の筋書きを書き換える番です。写真のその子が、心から笑顔になれるように、あなたはどのように書き換えたいですか?窪田佳美
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